インテリアコーディネートと常識

普段、生活しているうえで必要なのは、社会人でも、学生でも世の中の常識が必要になりますが、ソファなどのインテリアコーディネートではそれは必ずしも当てはまりません。だからといって、インテリアコーディネーターが非常識というわけでもないですが。

インテリアコーディネートでは常識という檻の中ではじめるとどうしても発想が少なくなり、そして実現不可能ということになりやすくなってしまいます。そのため、インテリアを楽しむことができなくなってしまいがちなのです。

インテリアコーディネートに必要なこと

インテリアコーディネートでは、まず最初に常識を忘れること。大げさに言えば、非常識に考えることです。

どんなアイディアでもいいのでとりあえず実現可能か不可能かはとりあえず無視して、考えましょう。誰もが考えないであろうソファの配置を考え、そのソファの配置は実用的な面でどうか、他の家具とのバランスはどうかを考えます。

たとえば配置は素晴らしいアイディアでも、ソファに引っかかって扉が開かない、となるといいインテリアコーディネートとはいえません。インテリアコーディネートを考えるときには、まず、最初は頭の中の常識を捨てて考えましょう。

それともう1つ、いいアイディアよりも面白いアイディアのほうが使えることが多いです。これはネットにあった話ですが、ある会社で、社員半分ずつに、それぞれいいアイデアと面白いアイデアを募集したところ、圧倒的に“おもしろいアイデア”の方が、使えるアイデアが集まったという実例もあったということです。

発想の転換でいらないと思っていた子供のオモチャがディスプレイにしてみたらすごく良かった!や動物雑貨は最初興味がなかったけれどナチュラルテイストにすごくマッチした!…などと固定観念を一度消す事が大切なのかもしれません。

そして浮かんできたアイディアは何かに書き留めておきましょう。メモ帳でも手帳でも、携帯電話のメモにでもいいです。できるだけ詳細に書いておくことがベストです。

また、最近ではホームシアターをインテリアの一つとして取り入れて、ソファで寛ぎながら音楽を楽しむ方もいらしゃいます。でもオーディオ家電は高額なイメージがある為、素人ではなかなか手が出しづらいのではないでしょうか?しかし中古販売のオーディオ専門店も御座いますので、まず中古の比較的安価な所から入ってだんだんと良いオーディオ家電を揃えていけば良いかと管理人は思います。

アイディアの波

さぁ、どうしようと考えて何も出てこなかったという人もいるのではないでしょうか。それはあなたがまだ常識の檻の中にいるから。または、アイディアの波にのかっていないからです。アイディアに波というと不思議に思う人もいるでしょうが、人の体調の変化と同じように、アイディアが出やすいときと、なかなかでない時というのは確かにあります。それが、アイディアの波として考えてください。

調子がいいとき、つまりアイディアがたくさん出るときは、そのアイディアが出尽くすまで、メモに書き留めておきましょう。逆にアイディアが出ないときは、さっさと切り上げて、別のことをやるほうがいいです。読書なり、TVなり、料理なり、仕事でもいいでしょう。でも、メモ帳は持っておきましょう。

アイディアの波に乗りやすいのは、特に、お風呂から上がるときや、寝る直前、趣味の時間など、つまり、あなたがリラックスしてるときです。リラックスしているときはアイディアが出やすく、そして、実現可能かは別にして、具体的になりやすいのです。寝室でリラックスしているときにそのまま寝ないように気をつけましょう(笑)

脳が活発に動くときは交感神経という神経が働くときで、リラックスしたときにはあまり働きません。それなのに、なぜアイディアが浮かぶのは、おそらく脳が活発に動いてないからこそ、常識の檻がアイディアを束縛しないからではないかとか勝手に思い込んでいます。これはどうでもいいことですが(笑)。

インテリアコーディネートにおける管理人の思う事

では、ここでの、まとめに入りましょう。まず、インテリアコーディネートを行うときは常識は捨てて、考えること。メモ帳は持っておくこと。アイディアには波があり、それはリラックスしているときに来ることが多いこと。以上の3つです。特に最初の常識を捨てるという行為はかなり難しいです。

しかし、それができれば、インテリアコーディネートはほとんどできたといっても、よいと思ってもいいです。あとは、あなたの閃き、勘によって決まります。それでは、最後に2つの言葉を贈ります。

「常識は捨てましょう。勘を信じる」
「独自のインテリアコーディネート術を」

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Last update:2024/1/9